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ガラスフィルムは、ポリカーボネートやアクリルにも貼れますか?

貼ることは可能ですがお勧めはしません・・しかし方法はあります!

ポリカーボネートやアクリルは、製品中に微量の未反応物質や水分などが残留しており、時間の経過につれて気体(アウトガス)となり表面に出てきます。

これら基材にガラスフィルムを貼り付けした場合、アウトガスがプラスチック基材とフィルムの間で気泡となり、フィルムの膨れや剥がれの原因となります。また、この基材は気温変動や日射熱で暖められた場合の寸法変動が、ガラスフィルムよりも大きいので、時間が経つにつれてガラスフィルムを浮き上がらせる恐れがあります。

これら問題を解消するために3M社ではプラスチック基材用フィルム《SH2CL-P》を用意しています。施工時にプラスチック基材とガラスフィルムとの間にSH2CL-Pを貼ることで、ポリカーボネートやアクリルから発生する気泡を抑えることが出来ます。しかし、SH2CL-Pは粘着力が非常に強いため一度貼ると剥離できないので、施工時には注意が必要です。